2 1音節の発音を促す 

 清音(五十音)、濁音・半濁音、拗音の順で行います。
 
 (1) 長い音を聞かせ、口形聽唱法(Tの4参照)で                                          
  
  次のように長い音をきかせ、口形聽唱法で発音を促します。

    

  まず、発音の基礎となる母音から始め、発音しにくいカ、サ、タ行音などの音節は後回しにします。
 
 普通はマ行音(唇の音)など、五十音表の後半の音節が発音しやすいので、個人差に合わせて進めます。

 (2) 1音節の歌で(「1音節唱法」

    1音節で次のようにうたわせます。

     
       
 
 すぐに歌えない場合は、7拍のリズムフレーズと旋律フレーズの終止感を生かして、最終拍の7拍目のアの発音を

促します。この場合、5,6拍目の を少し長く伸ばして7拍目のアの発音を待ってピアノ(伴奏)を弾いたり発音を

聞かせたりするのは大変効果的です(未解決技法)。曲の終わり〈終止感〉を児童に感じさせさせ、児童にこれを

解決させ、成就感を味わわせるます。これが、次への意欲につながりlます。
 
 ◎この未解決技法は、多くの場面で活できる有用な技法です。

  


 (3) きらきらぼしの各フレーズの7拍目で

  次の楽譜のように歌や伴奏にのって、ウンは両手で下方(膝など)を打ち、チャは両手を打ち(次の

 身体反応の楽譜参照)7拍目に口形聽唱法で「アー」などを発音させます。


                                                    
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 ○ この場合も未解決技法を使って、7拍のリズムフレーズの6拍目(ウンチャウンチャウンチャで)で伴奏をとめて、
  
  アの発音を待って伴奏を再開(解決)すると効果的です


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きらきらぼしの歌で身体反応




 (4) 2拍子の基本リズムフレーズの上で

  次のような伴奏にのり、ソの音で1音節の発音を促します。そして、多くの2音節の発音へと進みます。


      



 7小節目(属7の和音)をゆっくり弾き、8小節目(主和音)で発音を促します(これは和音進行を使った未解決技法

でもあります)。

  ○慣れてきたら、5小節目から始めます(繰り返しに耐える7拍のリズムフレーズの活用)。

  ◎ 以上の(1)〜(4)を児童の実態に合わせて、適宜組み合わせて行うと効果的です。    






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