4 玩具の歌

りんごなどの2個の玩具を両手に持たせ、次のように歌わせながら2個の玩具で拍打ちをさせます。

                  

         

 慣れてきたら、上の写真のように多種の玩具を平らな箱に入れた物の中から、音声指示によって取らせます。 
 玩具を返すときには、次のように「言葉の抑揚補助技法」で 聞かせたり 言わせたりして返させます。

              

 ◎ この場合、まだやっていない玩具があれば、「まだあるよ」と促し、全部やった場合は「全部やったね」と確認して 
 進めるとと効果的です。同じ物を再び取る場合は「それはやったよ」などと助言しますす。
 ○これらの玩具の操作を観察して、その子の短期記憶の能力を推察することができ これをもとにセッションを進めます。


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 ○ 発展例1 同種の玩具を、次のように大・小2個ずつ用意し 「大きいバナナを取って下さい」などと音声指示し、
 下段ように歌わせます。

                         

    

 ○ 発展例2 色や味などの言葉を入れて、次のように歌わせます。   

    

○ 歌の後半(5〜6小節)に形容詞を入れるのは普通の形で、歌の前半に入れるのは形容詞を強調する形です。

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 ○ 発展例3 上記の玩具の歌の後で、「きらきらぼし」の身体反応(前記参照)のように、各フレーズの
  
 第7拍目で 「ドラエモン」などと言って両手を上げて振らせます。この場合、玩具の中に小さい粒(エアーガン
 
 のBB弾や小さいねじ釘など)を入れ、マラカスのようにして鳴らすと大変効果的です。

  玩具の歌はセッションの初期の段階としては、最も効果的なもののひとつで、児童の変容に応じて、

 発展例1〜3 のように活用します(1〜3を組み合わせると効果的)。とりわけ グループセッションには効果的です。
  
 ※ S町の保健センターで、就園前の2〜3歳の幼児グループのセッションでも使い,幼児達は大変喜んで

 活動しています。また、言葉の不自由な小学校の児童のグループセッションでも活用しています(デイサービス

 のグループ)。

 ※ グループセッションで玩具を配るとき ♪これはなんですか? ソラソラソソソラ(言葉の抑揚補助技法)と歌いながら
 
 配り、配り終えたところで 話し言葉で 改めて「これはなんですか」と問い「バナナ」などと言わせてから始めます。

 玩具を集めるときは 同じ方法で ♪バナナをかえす で返させます。返し終えたときは ♪バナナをかえした です。
  
 ○ このようなセッションの場合、次のように同種の玩具を多く準備する必要があります。

             




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