5  2音節語の歌
最初に発音が可能になる1音節は、一般的には母音マ行音などです。これらの1音節を2つ組み合わせると、
イエ、イモ、アメ、ウマなどの2音節語を作り、これにふしづけをして、次のように歌わせ、2音節語の発語を促します。
○ 1音節の発音ができても、lこれを組み合わせて2音節語を発音させることは、大変難しいので
 時間をかけて念入りに根気よく指導します。しかも、多くの2音節語の発音ができるようにします。

    

 言葉のイメージ化を促すために、絵カードを提示して歌わせます。
文字に興味を持ってきた児童には上図のように文字カードを併用したり、次のような折りたたみ式(たたむと絵カード、
開くと絵・文字カードになる:いない いない バー式絵・文字カード・・・筆者考案)の絵・文字カードが効果的です。     

                

                     おりたたみ式 絵・文字カード

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 文字の体得のためなどには、上記の歌の後半部分を 
 
♩ あめ あめ あーめ(ラソ ラソ ラーミ) や うま うま うーま(ソラ ソラ ソーラ) など と歌い、

歌の進行に合わせて上下に指差しの動作をさせると効果的です。
 
 このようにして、順次、2音節語の歌を工夫して歌わせ、言葉を増やしていきます(上の写真参照)。

 この 折りたたみ式(いない いない バー式)の絵・文字カードは絵を提示したまま瞬時に

文字を出し入れできるので児童がとても興味を示し効果的です(学会で発表したときには 

ワー と驚きの声が上がりました)。   


 折りたたみ式 絵・文字カードの作り方は次の図のようです(寸法は割合です)。

※ カードのつなぎ目を下図のように 0.5mm、1mmあけるのは折りたたみ時の動きをスムーズにするためです。
  

     

折りたたみ式 絵・文字カード構造

  ※ 2音節語の折りたたみ式の絵・文字カードの作り方や絵・文字カードの実物イラストや平がな文字(実物教材)

は拙書、「歌にのってことばがだせたよ」(明治図書)を参照して下さい(すぐに作ることができます)。



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 2音節語の名詞の発語が増えてきたら、次のように、名詞に動詞などを結びつけて、2語文の歌詞で歌わせます。


   

○ 2音節語の名詞の絵カードや文字カードを提示しながら このように多くの2語文の歌を歌わせて進めます。

※このような、2音節語の名詞の絵や文字に動詞などを結びつけた多くの2語文の歌の楽譜五十音順に配列)は

    拙書「言葉遊び歌が」発語を促す 明治図書 1992(8版)にあります。
















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