8 数え歌
  玩具などを10個(または10本)を増減させながら、次の楽譜のように歌わせます。

   
      
       


  歌い終えたら、言葉の抑揚補助技法で、
♪えんぴつがぜんぶで(全部の鉛筆を両手で円形に囲むような動作をして、)じっぽんあります
(10本の指を広げて)。と言わせます。 ※ じゅっぽん とも言いますが教科書ではじっぽんのようです。
 
 次に、♪えんぴつをかぞえます。と言い(人差し指で一度ずつ触れさせて)。
いち、にい、さん、しい、ごお、ろく、しち、はち、きゅう、じゅう(すべてラソで補助する。)と言わせます。
 
 ○人差し指の物への接触と 1.2.3〜10.の数唱一致させます(1対1対応として重要です)。   
ほとんどの場合、物への接触が早くなります(両者が一致してきた場合、規則性が育ってきたとみることができます)。
 続いて、♪えんぴつがぜんぶでじっぽんあります(前記と同じ動作で)。と言わせます。
 続いて、♪えんぴつをしまいます。と言わせてから、次の楽譜のように歌いながらしまわせます


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この場合も しまう動作と しまうを一致させます。 ○ しまう が言えない場合は 語尾の  を言わせます。

 ◎ 数え歌の玩具の種類を順次増やして進めると、数概念の基礎を育てるとともに、多くの発語を促すことにも
つながります。

     
        



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 次のような、多くの玩具を10個ずつ用意し、棚に並べて児童の好きな物を選ばせて進めると効果的です。

   

 数え歌には立体的な具体的な玩具が効果的ですが、次第に次のような平面的なカード教材などに
移行して行くことも大切です。



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 数え歌は 4玩具の歌 と並んで、セッションの初期の段階に有効ですが、とりわけ、自閉症児は物を並べる
ことを好む傾向が強いので、これを生かすと進めやすいです。
それに、物のやりとりにからんだ発語や会話が言葉によるコミュニケーション能力の育成にもつながると思います。

 ◎ 「数え歌」についても、拙書「言葉遊び歌が発語を促す」を参照してください。























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